訪問記 No.71
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訪問日 06/03/18
訪問先。IGRいわて銀河鉄道、青山、巣子駅。
1.計画
IGRいわて銀河鉄道に開業した新駅を訪問する。
往路は「あけぼの」で大館まで、花輪線を通しで乗り、好摩からIGRに入る。
復路は盛岡から新幹線とする。
周遊きっぷの「田沢湖・十和田湖ゾーン」を利用する。
2.第一日(06年03月17日)
「あけぼの」は上野が21:45発なので、出雲の最終を見学するという選択肢もあったが、自宅から上野に直行した。
10輌の長い編成で定刻に発車する。2回ほどトライしてだめだったA個室であったが、今回はまだ寒い季節ということもあり(?)入手できた。
2段ベットにもなり、追加料金を支払えば2人でも利用できる。隣室とは鍵がかかっているが扉があり、外に出ずに行き来する方式で2人で2室も可能である。
外への扉には鍵があるが、外からの施錠は開けるたびに暗証番号を指定する方式になっている。部屋は幸いタバコ臭くなく、快適に過ごせそうだ。
上野を出ると最終放送の案内があり、翌朝の秋田到着20分前まで放送がないとのこと。それはよいのだが、なかなか検札に来ない。検札を済ませてやっと眠れた。
3.第二日(06年03月18日)
秋田からはベットの一部を立ててソファにした。幸いにも進行方向と同じ向きに座ることができた。「あけぼの」下りのA個室で秋田以遠に行かれる方は奇数号室がお勧めです。
大館に定刻に着き、鶏めしを買う。850円で、コンビニの弁当より高いが、価値はある。
花輪線の盛岡行きは2輌で車掌も乗車の古いタイプの気動車だ。北海道のように2重窓になっていないので、すきま風が少し入ってきて気になる。曇っているが雪景色は十分楽しめる。十和田南で進行方向を変え、好摩に近づくと積雪が少なくなり、日本海側と太平洋側との違いを実感する。大更あたりから乗客が多くなり、一人で専有してきたボックス席にも他の客が来る。
好摩で車窓から啄木の句の木碑をながめ、JRの乗務員のまま、IGRに入る。
巣子駅に到着し、下車する。上り線は高架、下り線は地表と段差が大きいので、跨線橋にはエレベータも設置されている。初日にしては、人出が少ないように思ったが、出店も片付け始めているようで、記念行事は終わったのであろう。
次の上り列車で厨川に向かう。駅近くの「おふろ天国ハレラニ」にて、温泉を楽しみ、その次の上り列車で青山に向かう。乗客は多く、開業記念の新駅が記載された路線図の入った下敷きを持っている子供もいた。
青山は郊外の駅で近くにスーパーマーケットもある。駅としては面白みはない。
盛岡では律儀にもJRと改札口が分離されたIGR専用の改札口を通り、新幹線での飲食料を買って帰京した。
今回の成果は2駅、通算9786駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、未訪問駅は2駅です。(旅客扱いせず、徒歩で簡単に訪問できない駅等は除く。)