訪問記 No.45

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訪問日 04/07/31

訪問先。名古屋市交通局、三岐鉄道。

1.計画

 青春18きっぷで、名古屋までを往復し、新駅の合わせて4駅を訪問する。
 東から西に移動する珍しい台風10号の接近も気になるが、出かける。
 名古屋市交通局の名城線は10月に環状運転を開始するとのことであるが、その前の雰囲気も確かめたい。

2.第一日(04年07月31日)

 品川駅へ、5:10の小田原行きに乗り、熱海・浜松・豊橋・金山と乗りつぐ。名古屋市交通局の一日乗車券を購入し、名古屋大学行きに乗る。市役所・名古屋大学のように「・・・前」という風に「前」を付けないのが名古屋市交通局の流儀のようだ。
 大曽根駅を過ぎると乗客が少なくなる。「茶屋ヶ坂」「自由ヶ丘」「名古屋大学」と8分間隔で淡々と回る。駅構内には、10月6日開業のポスターがたくさん貼ってある。
 名古屋駅からJRで桑名駅に向かう。名城線の環状運転の開業日と同日に開業する西名古屋港線であろう、転落防止柵を工事しているホームが見える。
 北勢線は三岐鉄道が近鉄から営業譲渡された路線だ。古い駅舎はそのままだが、駅名の看板とホームの駅名標は新しくなっている。こういうところを大事にしている鉄道会社は好感が持てる。冷房のない車内の扇風機には近鉄のマークが残っていたが、それくらいは愛嬌だ。
 大泉駅は民家の近くにあり駐輪場すら満足にない駅を廃止し、その代わりの広い駐車場と駐輪場を備えた新駅である。一台ではあるが2000円札も利用できる自販機があり、自動改札機まである。車輌の古さと駅舎の新しさの対比が極端で面白い。
 桑名からは、残念ながら、快速「みえ」が運休になったので、普通で名古屋に戻る。後は、淡々と浜松・沼津・小田原・品川と乗りついで帰京する。沼津始発の東京行きは10月の時刻改訂で一部を除いてなくなるとのことで、乗り納めとなる。

 今回の成果は4駅、通算9292駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、残りは408駅(旅客扱いせず、徒歩で簡単に訪問できない駅は除く)となった。