訪問記 No.39

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訪問日 04/05/1−3

訪問先。芸備・木次線・山陰本線。

1.計画

 山陰ゾーン券を利用し、最低でも、閑散区間である、芸備線(備後八幡−備後落合)・木次線の駅を訪問する。今回は、閑散区間が多いので、折畳式自転車(トレンクル)を持参する。

2.第一・二日(04年04月30日−05月01日)

 トレンクル持参なので、天気予報が気になるが、予報はよいのでラッキーである。
 芸備線は翌日の5月1日(土)は平日扱いで、新見駅を7時27分発の東城方面行きが備後落合行きになる。
 東京を金曜日の仕事を終えて土曜日の7時27分までに新見に着くには、次の二通りがある。「サンライズ出雲」は新見着が7時44分になり、間に合わない。
 @30日に新幹線で岡山まで、岡山−新見間のどこかで宿泊する。
 A30日に新幹線で新大阪まで、大阪駅から急行「だいせん」で米子へ、「スーパーやくも2号」に乗りつぎ、6時58分に新見駅着となる。
 私は、Aを選択した。

 「いき券」は東京から東海道本線・福知山線・山陰本線経由で、鳥取までということで決まりなのだが、「かえり券」は少し腹立たしい。。
 山陰ゾーン券の出入口は鳥取・根雨・出雲市で木次はゾーンの端ではあるが出入口でない。天気に恵まれれば、芸備線の備後落合以西もというので、福塩線にしたい。
 周遊きっぷは「いき券」「ゾーン券」「かえり券」の順に使わなければならないので、根雨から伯備線・芸備線・福塩線・山陽本線・東海道本線経由の東京都区内行き「かえり券」を持っているが、根雨−備後落合は放棄して、根雨−内名(内名、備後八幡、小奴可、道後山、備後落合はトレンクルで移動)の乗車券を買う。

 新幹線は座席がほぼ埋まっていたが、「だいせん」は隣は空席で、ゆっくり休める。新見からのDCを内名で降り、トレンクルで備後落合まで移動し、予定通りだ。備後落合駅は芸備線と木次線の分岐駅であるが、無人駅でひっそりしている。木次駅からの奥出雲おろち号が到着するが、乗客はわずかである。
 トロッコ列車の全席指定の奥出雲おろち号に三井野原駅まで乗車する。反対列車で油木駅に、さらに、反対列車で出雲坂根まで行く。一輌のワンマン列車であるが、車掌の乗車があり、三井野原−出雲坂根間では観光案内がある。3段スイッチバックで有名だ。
 出雲坂根からは出雲横田までトレンクルで駆け下り、あわただしく宍道行きに乗る。出雲横田は駅舎が神殿風で有名なのだが、時間が少なくゆっくり鑑賞することができない。
 宍道から直江駅まで行き、宿泊ホテルまでトレンクルで移動する。

3.第三日(04年05月02日)

 今日は、亀嵩−南宍道の各駅と来待、乃木駅が目的だ。
 亀嵩駅は、駅舎がそば屋になっている。トレンクルで先を急ぐし、自分も自転車を利用しているのでたいそうなことは言えないが、自動車で駅に来る人を眺めたくないということもある。
 天気もよく、目標どおり訪問を終え、荘原駅に着く。ここから、トレンクルで昨日宿泊したホテルに向かう。

4.第四日(04年05月03日)

 天気予報はよくないが、とりあえず雨は降っていない。奥出雲おろち号が、通常は木次始発であるが、松江始発の延長運転をしているので、松江に向かう。指定券を持っていないが、木次までは、全車自由席である。トロッコ車両でなく、控車の客車に乗る。なつかしい12系だ。久しぶりの乗り心地を楽しむ。奥出雲おろち号指定券を持っていないので、木次で降りる。次の備後落合行きまで2時間あるので、近くの「おろち湯ったり館」にトレンクルで行き温泉に入り、木次駅に戻って割子そばをいただく。備後落合では3分の連絡で、比婆山駅に行き、ここからはトレンクルで備後庄原方面に一駅ずつ訪問だ。残念だが、備後西城−平子間で雨が降り出し、平子駅で雨宿りだ。一時間ほどで、雨が上がり、高・備後庄原も訪問できた。塩町までは列車で移動し、隣の神杉駅にも行けて、福塩線で府中・福山へ寝台特急「あさかぜ」で帰京した。

 今回の成果は33駅、通算9063駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、残りは637駅(旅客扱いせず、徒歩で簡単に訪問できない駅は除く)となった。