訪問記 No.31
最初のページに戻る 訪問記一覧のページに戻る
訪問日 04/01/09−12
訪問先。大分県(日豊・久大・豊肥本線)
1.計画
今回は、未訪問地域では東京から最も訪問しにくい地域である大分県を訪問する。
周遊きっぷ(大分ゾーン)を利用する。
2.第一日(04年01月09日)
19:13に東京駅を発車する「のぞみ149号」で新大阪駅へ「ひかり387号」で岡山駅へ、京都駅始発の「彗星号」(長崎行きの「あかつき号」を併結)に追いついて、大分駅に向かう。乗車率はよく、私の乗車した5号車は上段が3席空いているだけである。
一ヶ月前の寝台券発売開始日の正午前にB個室を予約したが満席であったが、それが納得できるような混みかただ。だが、5号車といっても、3・4号車は連結しておらず、「彗星号」は、わずかに4輌編成で、日豊本線に入り「あかつき号」と切り離されると、短い編成で、哀感すらただよう。
3.第二日(04年01月10日)
大分駅から豊肥本線の豊後竹田駅までの訪問にとりかかる。豊後竹田駅まで、直行する。単線区間なので、列車行違いによる待ち合わせがあるのだが、朝の通学・通勤時間帯なので、中心都市の大分市に向かう列車を優先して運行する。このため、5−6分の停車が期待でき、訪問駅を稼ぐことが出来る。もくろみどおり、竹中駅を待ち合わせにより訪問駅とする。
豊後竹田駅は駅ホームから見事な滝が望める。このあたりは、滝の多いところらしく、多数のサイトで紹介されている。
普通列車は大分から豊後竹田、三重町、犬飼、中判田で折り返し列車が多く、持参の自転車の出番はあまりない。大分駅に戻り、宿泊地の佐伯に向かう。ここでも、佐志生駅を待ち合わせによる訪問駅とした。
佐伯駅は町の中心でないが、タウンページで見つけたビジネスホテルに泊まった。すぐ近くに24時間営業のスーパーマーケットがあり、重宝した。
4.第三日(04年01月11日)
普通列車は5往復/日という閑散区間の佐伯−延岡の未訪問の3駅に行く。
日の出前から始動する。3輌編成の始発列車は私一人を乗せて佐伯駅を発車する。直川駅で下車するが、ホームのかさ上げをしていないので、電車とホームの段差が大きい。足の弱い人は少しつらいであろう。
9:11に佐伯駅に戻る。大分駅に向かって昨日の未訪問駅を訪問する。大分駅には16:42に着き、日の長い九州ではまだ何駅か行けるのだが、昨日、駅名標の撮影を失念した犬飼駅を再訪問して、大分駅近くのホテルに泊まる。
5.第四日(04年01月12日)
きょうは、久大本線の古国府−恵良が目的駅である。豊後森行きの始発列車にて、恵良駅に向かう。小野屋駅は待ち合わせ停車による訪問とし、これにより、この日は自転車を使わない駅訪問となった。
恵良駅は早朝で寒い。廃線となった宮原線(みやのはるせん)に乗った30年前を思いをはせた。なぜか、駅舎とゼロキロポスト(当然、撤去されてはいたが)を思い出した。大分駅に戻り、大分空港からANA198で帰京した。
羽田空港からはANAの「あいのりタクシー」を利用したが、知られていないせいか、客は私一人であった。3月まではキャンペーンをやっていて2500円が2000円になる。
今回の成果は49駅、通算8887駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、残りは798駅(旅客扱いせず、徒歩で簡単に訪問できない駅は除く)となった。