訪問記 No.21
最初のページに戻る 訪問記一覧のページに戻る
訪問日 03/07/04−06
訪問先。根室・室蘭本線、石勝線。
1.計画
富良野−新得間の根室本線と石勝線の夕張方面の支線の全駅を訪問し、時間があれば、石勝線のほかの駅も訪問することとする。
2.第一日(03年07月04日)
ANAの超割で、羽田空港20:50発のANA4723便で新千歳空港に向かう。当便はAirDo23便とのコードシェアで、ANAの搭乗券でAirDoの飛行機に乗るというというか、AirDo自体初めての利用になった。
飛行機はどのタイミングで発着とするか知らないので到着時刻を書けないのであるが、きわどいタイミングで間に合った新千歳空港駅発の最終列車で千歳駅に向い、ビジネスホテルに泊まる。
3.第二日(03年07月05日)
札幌駅を6:55発のライラック1号にて滝川駅に向かうべく、千歳駅でANAの超割利用者だけが購入できる「北遊きっぷ」を買う。先々週の琴似駅と違って、空港に近いため購入者が多いらしく、スムーズに発券される。
天気がよいので、持参のトレンクルを活用するが、東鹿越駅−金山駅間は列車移動とする。
滝川駅から一輌の快速ディーゼル車で富良野駅へ、同じく一輌の快速ディーゼル車で落合駅まで移動する。野花南駅−島ノ下駅は線路の付け替えがあり、これより新得駅寄りは時刻表の営業キロと現地のキロポストが約3km異なっている。
落合駅から金山駅、下金山駅から布部駅まで下り坂のラクラクサイクリングになるはずであったが、2回も遠回りをさせられた。
残雪のある芦別岳などを眺めながら、根室本線と空知川に飽きるほど付き合った一日であった。
この日は、ロケ地で有名になった幾寅駅・布部駅を訪問した。観光客がたくさんいた。だけど、その人たちは車やバスで来て記念撮影をして次の目的地に行ってしまうので、列車は利用しない。ぼくも、自転車での移動だから大きなことは言えないが、人が集まるところを次々に訪れるだけで面白いのかなあと、観光地の駅を訪問するときはそう思ってしまう。
布部駅からは、滝川駅経由で岩見沢に向かい、ビジネスホテルに泊まる。
4.第三日(03年07月06日)
鉄道利用の観点からは、札幌よりも岩見沢の方が便利がいい。きょうは、道央の「一日散歩きっぷ」の利用になる。
始発の室蘭本線の列車に乗ると、追分駅で夕張行きに連絡する。夕張駅から自転車で各駅に立ち寄りながら新夕張駅に戻る。普通乗車券だけで乗車できる特急を利用して、占冠駅−新得駅の各駅に下車する。さらに、新得駅から新夕張駅に戻り、楓駅まで自転車で往復する。石勝線最後の十三里駅−東追分駅も訪問して、新千歳空港に向う。
楓駅は列車で行くには非常に大変である。朝の早い時間帯に一日一往復があるだけである。しかも、日曜日は運休である。位置は、交通量の多い国道274号線のすぐ脇であり、車での訪問は困難ではない。一往復しかない割には立派な待合室がある。停車する列車は本線から外れた新夕張方面への折返しホームに入ってくるのであろう。本線を走る列車はすべて通過であるが、上下ともホームがある。
両日とも天気に恵まれ、三日目の帰りの便は日没まで訪問を続けてからでも間に合う時間帯だったので、22駅と予定数を上回る訪問であった。
今回の成果は22駅、通算8639駅の訪問(訪問後の廃止駅を含む。)で、残りは1049駅(旅客扱いせず、徒歩で簡単に訪問できない駅は除く)となった。