最初のページに戻る
全駅訪問のルール
1.駅訪問を思い立つ、1994年6月
2.ルールを考える。
3.全駅訪問完了後の状況。
4.持ち物。
1.駅訪問を思い立つ、1994年6月
鉄道愛好者には様々な方がいらっしゃいます。列車に乗るのが大好きという方で、全国のすべての路線を踏破された方も数多いと聞いています。しかし、それだけに没頭すれば、100日程度でできるとのことで、もっと骨のあることを考えました。
ちょうど、手元に日本交通公社「時刻表」昭和62年4月号別冊付録である「日本の鉄道 全駅一覧」(以下、全駅一覧)という冊子がありました。これによると、全国の駅数は9084駅となっています。これなら、時間をかければ全駅に降り立つことも可能ではないかと考えたわけです。
その後、全駅に降り立つことは大変なことだと思い、鉄道以外の移動(飛行機、折り畳み式自転車)も取り入れ、訪問することを優先することにしました。
2.ルールを考える。
(1)「全駅一覧」の駅へ列車で行き下車して、別の列車で別の駅へ行く。
(2)「全駅一覧」発行以降の駅の新設・廃止はJTBのHP等で確認する。
(3)訪問した記念に、駅舎と駅名標の写真を撮る。つまり、日の出から日の入までに限る。駅舎のない駅は、地下鉄入り口・ホーム待合いコーナーの写真で代替する。その駅の一つ前の駅・到着日時分と次に訪問する駅・発車日時分を記録する。
(4)ケーブルカーなどで、鉄道の駅と離れている場合は、バス・タクシーを利用しても良い。
(5)会社が違うときは、同一場所にあっても別駅とみなす。(例)伊東駅はJRと伊豆急と2駅。
(6)駅名の変更・移設の他、会社が変わっても、改めて行かなくても良い。この場合、訪問駅数は変えない。
というルールで、とりあえず始めました。
わたしは、東京都在住なので、最初のうちは問題がなかったのですが、運転間隔の長い線区では(1)では効率が良くないことが判明し、
(7)同一列車でも、改札口を出て戻ってこられる十分な時間があれば、その駅に訪問したものとみなす。
(8)駅間の移動は列車以外に徒歩・持参の自転車でも良い。バス・タクシーは不可とする。自宅からの移動は、飛行機も可とする。
(9)訪問困難駅は訪問しない。訪問困難駅とは
1年のうち10ヶ月以上にわたり、旅客扱をする列車の停車が1回もない駅で、以下のいずれかを満たすもの。
・公共交通機関や通常の道路にて徒歩で訪問することができない駅。
・ホーム、駅舎、駅名標などが臨時設置で、旅客扱いを終えると撤去される駅。
としました。
追加のルール。
(10)新幹線と在来線の併設駅について。(05/07/31に追加)
在来線のみの訪問で訪問したものとみなす。
訪問後に新幹線駅が開業した場合も、新たな訪問は必要なしとする。
3.全駅訪問完了後の状況。
2004年12月31日に全駅訪問を完了しました。その後は、新駅の訪問と自分のルール外の夜間訪問駅、駅間バス移動駅への再訪問を行いました。また、渡り線等を除いても乗車していない区間があったので、その区間の乗車を行い、2005年10月30日に近畿日本鉄道(当時)の伊賀上野駅への到着を最後に渡り線等以外の全路線への乗車を完了しました。
夜間訪問駅への再訪問は対象が全駅訪問完了時点で48駅でしたが、2007年8月15日の肥前古賀駅を最後に再訪問を完了しました。
駅間のバス移動は列車からの下車後にバス移動した「区界駅」が最後に残りました。当駅は2008年9月6日に乗下車し、駅間バス移動駅はなくなりました。
2007年8月11日からは、徒歩・自転車のみの訪問で乗下車とも行っていない駅への乗下車を意識して開始し、2010年8月4日の津島ノ宮駅の乗下車を最後に完了しました。詳しくは再訪問についてをご覧ください。
2009年12月12日からは、乗車と下車の一方のみの駅へ、乗下車両方となるように、乗下車を意識して開始しています。
4.持ち物
宿泊のために必要なものなどを除くと次のようになります。
(1)JTBの大型時刻表。
国鉄時代から30年以上JTBのを愛用しています。昔と配列が基本的に同じなのでなんとなく使っています。一度、四国で持参した時刻表をなくし、やむなく、弘済出版社のを使いましたが、違和感があって使いにくかったです。
(2)mapfan等から印刷した地図。
車窓の対象物の確認、駅間を徒歩・自転車で移動するときの道の確認等に使います。
(3)小型ノートとシャープペンシル。
当日の駅訪問の到着時刻・出発時刻等の記入用です。
(4)デジタルカメラ2台。
駅舎・駅名標を撮るためです。以前は銀塩フィルムのカメラを使用していましたが、撮影確認がその場でできるデジカメに変えました。最近は野草の花なども撮っております。
(5)乗車券類
行き先を固定されたくないのと、費用の面で有利な、フリータイプを使うようにしています。
その他、名鉄・近鉄・西鉄など、必要に応じて、会社別時刻表を持参することもあります。
以上
最初のページに戻る